多くのライダーに愛されているハーレーは、バイク初心者からカスタムまで自分でしてしまう玄人にまで幅広く購入されています。
ハーレーを購入する際には、乗り心地やデザインなど様々な点を考慮して購入しますが、問題となるのはその価格です。中古ならばある程度安くなったとしても、人気のバイクであるからこそ高価で、一括で支払うことができない可能性もあります。
そのような際には、自動車購入の際と同様に、ローンを組んでハーレーを購入することになるでしょう。
ローンには様々な種類がありますが、そのひとつとして残価設定ローンというものがあります。
残価設定ローンとは、購入したハーレーを数年後に下取りに出すことを仮定して、その下取り価格を差し引いた金額を支払っていく仕組みのローンです。
下取りに出した場合の価格を残価と呼ぶので、残価設定ローンと呼んでいます。下取りに出す設定の数年後が来ると、残った代金も支払って買い取るか、返却するか、同じ販売店で異なるハーレーに乗り換えるかを選ぶことが可能です。
残価設定ローンで購入した場合のメリットは、月々の支払いが安いということと、数年後の下取り価格が保証されていることです。
通常のローンよりも安く購入し、人気の下がったモデルでも下取り価格が下がることがありません。反対にデメリットとして、利息が高く、車の状況によっては返却時に追加支払いが発生する可能性があるということです。
これらのメリットとデメリットから、残価設定ローンは、ハーレーを数年後には乗り換えることを前提として、常に新モデルのハーレーに乗りたいと考えている人に向いているローンといえます。